抹茶・日本茶 市場インテリジェンス ― 何を、どこから取り、何をしているか(2026-09-13)
この文書は、いま動いている仕組みを、はじめて読む人に伝えるためのものです。専門用語は使わず「何をするものか」で書きます。
1. 一言でいうと
世界27の国・地域と日本国内の「日本茶・抹茶」に関する公開情報を毎日集め、そこから「丸七製茶にとって何を意味するか」まで読み解いて、社内の営業担当者が商談・提案・新規開拓・商品開発に使える形にする仕組みです。
流れは3段階です。
1. **集める**:企業の公式発表・ニュース・公的統計・貿易統計を毎日機械で巡回する
2. **読み解く**:業務に意味のある動きだけを選び、証拠の強さを分けて記事(10枚の図解+本文)にする
3. **深掘りする**:記事ごとに「丸七製茶にとっての関連・影響・打ち手・リスク・追う数字」を、その場で質問して引き出せる
公開先は自社サイト(yomikiru.jp)。Instagramへの投稿は補助的な出力先です。
2. どこから何を取っているか
2-1. 企業の公式サイト(固定監視先 85件)
2-2. 世界のニュース(27市場・現地語)
2-3. 国内の一次発表(PR TIMES)
2-4. 追加の監視先(61件)
2-5. 貿易統計(月次)と為替(毎日)
2-6. 公的資料(随時・人が読む)
3. 集めたものをどう扱うか(守っている約束)
4. 記事にするとき(10枚の型)
業務に意味のある動き(新商品・再販・値上げ・容量変更・供給制限・出店・輸出入・規制・中国産・健康論争・資金調達)だけを選び、次の10枚で組みます。
①問い・結論・数字 ②何が起きたか ③市場背景 ④なぜ今か ⑤商品の構造 ⑥顧客と競合 ⑦仮想原価(低・中・高) ⑧利益の感応度 ⑨売れ行きの証拠と反証と未取得 ⑩判断と追う指標
合否の基準は「〇〇が発売された。で?」で終わらないこと。各枚に証拠の区分と出典を付け、証拠台帳と計算台帳を先に作ってから図にします。絵は生成画像(「イメージ・実商品ではない」と明記)、見出し・数字・出典は機械で載せます。
5. 丸七製茶にとっての意味(記事ごとのタグ)
すべての記事に、次を付けています。
サイトのトップでは、日付のカレンダー・検索・国・業種・検討テーマで記事を絞れます。
6. 深掘り(記事ごとにその場で聞ける)
各記事の下に「深掘り」の欄があり、ボタンか自由文で質問すると、記事の全文・証拠台帳・計算台帳・事実シートと「丸七製茶の会社モデル」を根拠に答えが返ります。答えの根拠はその範囲に限り、無い数字は「未取得」と書かせます。
**会社モデルに入っているもの**:事業単位8つ、販売経路8つ(産地→丸七→食品卸→スーパー、業務用直接、酒類卸→高級飲食店、直営店、コラボ、海外、EC)、強み10(「ニュースを読むときにどう効くか」付き)、制約、検討テーマ7(「引き金になるニュース」付き)、追っている数字7群、競合5社(伊藤園・ハラダ製茶・サントリー等・丸山製茶・ロイヤルブルーティー)、茶期のカレンダー、読者=社内の営業担当。
**定型の質問8つ**
1. 経営会議用の要約
2. 抹茶と原料卸への影響(仕入れ側と販売側で符号を分ける)
3. ティーバッグの機会(ホテル・飲食店・ギフト・PB)
4. ブリューティー展開(国内外・要る資源)
5. ななやとコラボ(消費者の反応をBtoB提案に翻訳)
6. 海外販売体制(輸出・代理店・卸・酒類流通を一つずつ判定)
7. 打ち手の優先順位(影響×確からしさ×強み)
8. 判断材料になるか(正直な判定・足りないもの・記事の弱さ)
**答えの型**:結論/記事の要点と証拠の強さ/対応する検討テーマ/事業単位ごとの影響(プラス・マイナス・時間軸・効く強み)/打ち手と優先順位(事業単位・自社の商品・相手先・いつまでに・成否指標・判断する市場の数字・要る資源・未取得の社内データ・想定される反論)/反証と外れる条件/未取得と確認先/追う指標と次に見る時期。
**守らせていること**:資料に無い数字・日付・固有名詞を作らない/記事の証拠区分より強く言わない/緑茶と抹茶と碾茶を混ぜない/会社の説明を言い換えて強めない/記事の弱さを1件は指摘する/打ち手は具体的に/「で?」に答えられない部分は「判断材料にならない」と言う/専門用語を出さない/長さの上限。
**運用**:1日30問まで、質問は1,200字まで、質問と答えは記録され次に開いたとき記事の下に残ります。1問あたりの費用は10〜50円程度。鍵(合言葉)は後からかけられます。
7. 毎日の運び
朝:作業票を作る → 5系統の取得 → 差分を選んで証拠区分を付ける → 履歴に追記 → 為替・事実シートを更新 → サイトを作り直して配備。
月曜:世界27市場を全部回す、追加監視先の週1分、週次集計、鍵の延長。
月次:日本・米国・国連の貿易統計。
反応の再取得:Instagramに出した記事は公開時・48時間後・7日後に数字を取り直す(自分の投稿だけ。他社の数字は取れない)。